Jun 03, 2010
かなり良いウォーターサーバー
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三菱重工業が、環境・化学プラント事業を手掛けるエンジニアリング会社の設立を検討していることが、4日までに分かった。詳細については明らかにしていないが、日本国内で需要拡大に対する期待が薄いため、アジア市場で収益確保を目指す狙いがあるとみられる。
設立を検討する新会社では、石炭火力発電所向けの排煙脱硫装置などを取り扱う予定。同装置は、火力発電設備からの排ガス処理を担うもので、二酸化硫黄(SO2)低減対策として有効だ。排煙脱硫装置は現在、大気汚染が深刻化する新興国を中心に需要が急拡大している。
三菱重工の広報担当者は、「現在、検討中で詳細を詰めている。インド市場の需要拡大に注目した」と説明。急成長するインド市場の積極攻略を手掛けていく意向を示唆した。これまで、インド事業は主に日本とシンガポールの事業会社が手掛けてきた。
同社は、中国やインドなど新興国が世界のエネルギー需要をけん引し、市場が2030年までに1.3倍拡大するとの指標を提示。海外受注比率は昨年の44%から14年には63%にまで引き上げる計画だ。全体の受注金額も1兆3,000億円から倍増の2兆7,000億円に高める目標を掲げている。
■アジア市場の攻略強化
三菱重工は昨年10月、シンガポールに機械・鉄鋼事業関連の事業会社「MHIインダストリアル・エンジニアリング&サービシズ(MIES)」を設立。東南アジアや中東でエンジリアリング関連会社間の競争が激化しているため、営業力強化を図る。日欧米に次ぐ4拠点目として、アジア地域に注力する方針を示していた。
MIESでは、機械・鉄鋼事業本部に属する3部門のうち、環境・化学プラント事業部が手掛けるプラント案件を中心に、石油・ガス生産設備、排煙脱硫装置、二酸化炭素(CO2)回収装置などのエンジニアリング事業を手掛け、設計・調達・建設(EPC)契約案件の遂行機能を持つ。
インドでは、建設エンジニアリング大手ラーセン・アンド・トゥブロ(L&T)との合弁会社が、今年2月に超臨界圧発電技術を使った石炭火力発電所向けのボイラーと蒸気タービン各5基を受注。このうち、三菱重工本社は、ボイラー耐圧部や蒸気タービンローター部分などの中核部品を納入する予定だ。経済成長に伴い拡大する国内の電力需要を受けて、受注件数も増えているという。
同社が今年発表した報告書「事業計画・事業推進状況」でも、新興国を中心とした事業拡大を指摘した。2010年のインド事業の実績としては、L&Tと共同出資した超臨海圧ボイラー、蒸気タービン・発電機の工場が稼働したことに加え、インドの肥料公社(NFL)への二酸化炭素(CO2)回収技術供与、アヌパム・インダストリーズに大型港湾向けコンテナクレーンや大型搬送機器の技術供与を挙げている。
中央統計局が発表した5月の輸出額は、前年同月比45.29%増の183億3,410万米ドル(約1兆4,800億円)と、過去最高だった昨年12月の168億2,990万米ドルを15億米ドル超上回った。石油ガスが73.55%増とけん引。非石油ガスも38.76%増と大きく伸びた。輸出額は前月比でも10.76%増加した。
輸入額は、前年同月比48.54%増、前月比0.42%減の148億2,510万米ドルと、前月に記録した過去最高の148億8,820万米ドルには及ばなかった。単月の貿易黒字は35億900万米ドルで、前月の16億6,600万米ドルから倍増した。前年同月の26億3,880万米ドルからは32.98%増えた。
非石油ガス輸出額は142億2,220万米ドルと、前年同月比で38.76%、前月比で10.03%それぞれ増えた。黒字額は前年同月比で2.7倍、前月比で52.22%増の30億3,180万米ドルに拡大した。
石油ガス輸出額は、前年同月比で73.55%、前月比で13.33%増の41億1,190万米ドルに拡大し、収支は前月の3億2,570万米ドルの赤字から4億7,720万米ドルの黒字に転換した。
1〜5月では、輸出額が802億7,580万米ドル、輸入額が685億810万米ドルで、前年同期比でそれぞれ33.37%増、33.86%増と大幅に拡大した。貿易黒字は117億6,770万米ドルで30.55%増加した。
■日本向け輸出、前月比5%増
5月単月の国・地域別の非石油ガス輸出額は、欧州連合(EU)、中国、日本、米国、シンガポールと続く上位5カ国・地域の順位に前月から変動はない。前月に中国に抜かれた日本は、前月比4.69%増の15億2,530万米ドル。中国は15.72%増の18億1,200万米ドルで日本との差を広げた。EUは19.66%増の20億2,260万米ドルだった。
輸入額では、日本は前月比0.20%増の13億3,240万米ドルで、5.45%増で22億8,270万米ドルの中国に続く2位を維持した。3位米国は0.58%増の9億4,350万米ドル。タイは12.47%減の7億9,170万米ドルで前月の4位から6位に後退した。3.73%増で8億8,710万米ドルのシンガポールと、1.59%減で8億1,770万米ドルのEUが、それぞれ4位と5位に上がった。
1〜5月の非石油ガスの部門別輸出内訳は、工業が前年同期比36.28%増の495億6,700万米ドル(非石油ガス輸出の61.74%)、鉱業その他が16.19%増の125億3,030万米ドル(同15.61%)、農業が21.27%増の21億4,900万米ドル(同2.68%)だった。
■首都、輸出入とも2桁増
ジャカルタにある港湾・空港からの1〜5月の輸出額(暫定値)は、前年同期比19.36%増の182億5,459万米ドルだった。輸入額は35.65%増の344億2,493万米ドルだった。
5月単月の輸出額(暫定値)は37億7,154万米ドルで、前年同月比で15.01%、前月比で4.09%増加した。
一方、輸入額は前年同月比で31.06%、前月比で1.01%増の70億4,980万米ドルだった。うち保税区は22.00%の15億5,090万米ドル、保税区外は78.00%の54億9,890万米ドルだった。
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